urulog

ゆるログ。まだ方向性が定まっていませんが、ゆる〜くブログ始めてみます。

つばめの旅

今の家へ引っ越してきて2年目。

今年も通勤経路にある とあるお宅の軒先へつばめがやってきました。

今年のつーちゃんは6羽。毎朝毎晩見守っています。

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私だけでなく、町の人みんながこのつーちゃんたちを見守っています。

このお家の前を通る小学生やお年寄り。そして、この家の学ランを着た中学生の男の子も毎朝学校に行く前に、しばらくこのツバメさん達を眺めています。

みんなの癒しのつーちゃん達。

 

写真から見ても分かるように、カラス除けなのかな?ネットが張られています。

いいお家の人の家に巣を作ってよかったね。

 

ツバメといえば、なんとなーく春先に日本に来る鳥というくらいは知っていましたが、よくは知らなかったので、少し調べてみました。

 

日本で繁殖するツバメは冬の間、越冬地として、

台湾、フィリピン、タイ、マレーシア、インドネシアあたりで過ごすそうです。

そして、また春になると巣のある日本へ戻ってくる。

 

なんとその距離約5,000km。

しかも渡りをするときは群れでは行動せず、単独行動で途中の島々で文字通り羽を休めながら日本へ帰ってくるそうです。

しかも、正確に元の巣があった場所へ。

 

す、すごい・・・凄すぎる!!!

ツバメは争うことを好まないので、クチバシも短く戦闘向きではない鳥。

だから、元の巣がある安全なところへ戻ってくるらしい。

 

とても帰巣本能の高い鳥だということは分かっているが、

どうして元の場所へ戻ってくるのか?どうやって覚えているのか?は未だ解明されていないらしい。

 

5,000kmもの長旅の間に、当然命を落とすツバメもたくさんいる。

なぜ、そんな危険を冒してまで渡りをして、日本へわざわざ戻ってくるのかもまだ解明されていないらしい。

 

つーちゃん、今まで以上にかっこよく思えてきました。

何もできませんが、巣立つまでの間、毎朝毎晩これからも応援を続けようと思います。